合唱コンクール

中学校生活最後の行事〜合唱コンクール



市内の他の中学では2学期に終わっているというのに
私の通っていた中学では毎年受検直後のこの時期に行っている
無論、受検生には練習時間が足りなくて、とても困る時期だ



今年私の学年が歌った合唱は
課題曲→大地讃頌
そしてそれぞれのクラスの自由曲は以下のものだった
A組→決意
B組→信じる
C組→聞こえる
私はC組だったので「大地讃頌」と「聞こえる」を歌った
大地讃頌は毎年3年生の課題曲になっている、いわば私の中学の伝統の曲とも言える曲だ


自由曲の「聞こえる」は高校生でも難しい部類に入る曲と言われる曲で
大きく5つに分けられおり、4つの歴史的出来事が出てくる
第1連が「天安門事件
第2連が「湾岸戦争
第3連が「ベルリンの壁崩壊」
第4連が「自然破壊」
そして第5連がまとめとなっている


この曲は一部混声4部の混声3部合唱曲で、私はテナー(テノール)だった
やはりとても難しい曲で、最初の音取りや音合わせの時は悲惨なものだった
しかし僅かな練習時間を確保して、皆コツコツと朝連や午後連をした



そして運命の合唱コンクール当日
多少の雨が降る中、およそ15分の道を歩いて市民センターに到着した
プログラムでは3年生は1,2年生に続いて最後の方だった
私のいるクラス、C組は3クラスで最初だったので、全体合唱で喉を温める事が出来た



どのクラスも自由曲は非常に良い選択をし、どのクラスが優勝してもおかしくない歌声だった
私のクラスの指揮者は、皆の緊張を解す為に、掌に「笑顔」とサインペンで書いてくれた
しかし、その「笑顔」が逆になり「顔笑」となっていた為、逆に笑いを堪える程だった
だが、ああいう状況だったからこそ、逆に良い意味で緊張が解れたんだと思う





結果は優勝だった
私は今までこの合唱コンクールで優勝を取ったことがなく、今回が初めての優勝となった



卒業式目前の最後の行事・・・合唱コンクール・・・
最後に有終の美を飾れて良かった